空き缶貧乏ストーブ実験 その2

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 先日もやりました空き缶貧乏ストーブです。
 少し形状の違うものを作ったのでそちらの着火実験を行います。

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 まずはストーブ。
 左が最初の1号機。右が今回の2号機です。
 1号機との違いは
・スカート無し
・スカート無しにしたので吸気口の位置を下側ではなく側面に
・内部(炉)の二次燃焼部(上側吸気口)の穴数を増加

 と言った3点が主な変更点です。あと外側缶が今回は紅茶花伝になったぐらいでしょうか。

 2号機は初期は穴のサイズは小さく(5mm)で数を増やす、という方向で製作してみましたが、実験で燃焼がサッパリだったので途中で穴を拡大しています。
 ので、正確には2号機(改)となります。

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 穴の拡張にテーパーリーマーを購入しました。
 厚い鉄板は無理ですが、コレぐらいの薄い鉄板でしたら突っ込んでぐりぐりやると穴を拡張できます。今回は5-20mmというタイプで1200円ぐらいでした。
 
 穴を拡張したら結構燃焼しやすくなったので正解だったようです。
 各タイプのスペックとしては
 1号機
 外穴(下側・スカート内部)5mm16穴
 内穴 一次燃焼孔 5mm4穴 二次燃焼孔 5mm8穴

 2号機
 外穴(側面)3mm4穴
 内穴 一次燃焼孔 5mm4穴 二次燃焼孔 3mm8穴


 2号機(改)
 外穴(側面)約20mm4穴
 内穴 一次燃焼孔 約8mm4穴 二次燃焼孔 3mm16穴

 としました。

 1号機は最初の通り、主にスカート部にブロアーを突っ込んでその風力頼みで燃焼する方式。ブロアー無しでも燃焼しますし風がある程度あれば穴をその風上に向けてやれば結構しっかりした火力を発揮してくれますが、スカートがある分どうしても背が高く不安定な感が否めません。

 2号機は1号機よりスカートを減らし、背を低くして安定性を増す方向で。さらにたゴトクが1号は別途で考えていたのを一体式(内缶の上部に大きめの穴を開けることで対応)にしてよりシンプル化を狙っています。
 また穴を小型化し、吸気の具合(実際にどの程度穴があったほうが良いのかなど)を見るためあえて通気の悪そうな小さな穴に。これは予想通り吸気が悪く燃焼が悪くなりました。

 2号機(改)は吸気性を上げるためリーマーで穴を拡大したもの。特に吸気をしっかりと行えるよう、外側の穴を大きくしています。
 燃焼の感じはスカート付の1号とあまり変わらず、ブロアーで穴から強制吸気してやれば火力も大きく増大する感じ。4つあるからブロアーを当ててる1つ以外から盛大に空気が漏れているはずなので、それを任意で開け閉め出来るようにすればさらに効率が上がりそう。

 と言った感じです。
 二次燃焼、と言うのが微妙に眉唾っぽいとは思っていたのですが、内部缶の上側に開けた「二次燃焼孔」からはっきりと吸気しながら燃えているのが判る炎の形になっていたのでとりあえず、効果はあるようです。ブロアーで強制吸気を加えるとこの部分から吸気を受けて盛大に燃え上がるのは見ていてなかなか楽しいです。

 ただ、この二次燃焼が缶の二重化が必須なのかどうかが少々疑問です。
 二重化していれば内部の空気はより暖められやすいだろうとは思うのですが、二次燃焼と言うか上の部分で燃えているのが本当に「温められた空気で燃えている」のか、単純にその部分から吸気されていて燃えているだけなのか、が判りません。
 一重のタイプですと、アメリカの伝統的なアウトドアストーブ「ホボクッカー」があります。
 このホボクッカーとこの二重化ストーブとの燃焼効率の差が実際にどの程度あるのか、それとも無いのか。
この手のストーブが一番熱い、アウトドアベース犬山さんの各ウッドストーブの比較(コチラ)を見るとホボクッカータイプのリトルバグジュニアやマジックフレームの方が二重タイプのブッシュバディストーブより火力が良いことになっています(ジュニアが5機中3位、マジックが4位、ブッシュは最下位です)。
 容積など、その他の要素もありますから一概に言えないところではありますが、このあたりは色々と検証してみたいところです。
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